ACQUASSIMO(アクアシモ)の
100%内容成分である微酸性電解水について

【原料・製法】

 2~6%の希塩酸(薄い塩酸)を原料に無隔膜の電解槽で電気分解して次亜塩素酸(HOCl)を抽出し、水道水で希釈して生成

※次亜塩素酸(HOCl)は人間の体内(白血球)でも存在し、体内に侵入した菌などの殺菌に活躍

規格

食品衛生法 第125号 『(微酸性)次亜塩素酸水』

※「微酸性電解水」とは、2002年6月10日に官報第3378号で公示される(食品添加物殺菌料に認可・指定される)前からの通称用語

・有効塩素濃度:10~30mg/kg
・㏗(ペーハー):5.0~6.5

※食品の味や香りを損ねず殺菌できる濃度である10mg/kgを下限値とし、上限値はそれ以上に濃度を高くしても殺菌力に向上が無い30mg/kgとされた。
なお、その後、食塩水+塩酸を原料として生成される電解水も微酸性次亜塩素酸水として認可され、2020年現在の食品衛生法では、有効塩素濃度が10~80mg/kgの範囲となった。(㏗は変わらず)

製造プロセス等


1.塩酸(指定原料)を無隔膜の電解槽で電気分解
2.有効塩素濃度と㏗を定性分析
3.微酸性電解水(アクアシモ)完成

化学式
2Cl → Cl2+2e Cl2+H2O → HOCl+HCl

濃度2~6%の塩酸がポンプを経由して無隔膜の電解槽に供給されて電気分解され、主配管の水道水と希釈・混合されて微酸性電解水(有効塩素濃度:10~30mg/kg、㏗:5.0~6.5)が生成

特徴


・次亜塩素酸ナトリウム(NaClO)の約1/10の有効塩素濃度で同等の殺菌効果を示す。
・細菌芽胞に関しては、次亜塩素酸ナトリウム溶液では殆ど効果がないのに対し、微酸性電解水は有効塩素濃度に応じた効果を示す。
・㏗が人肌とほぼ同じ範囲の微酸性であるため、手荒れを起こしにくい。
・臭気(塩素臭)が少なく(微かで)、製品や環境に対する影響が少ない。
・Na成分を含有していないため、乾燥しても塩の結晶が析出しない。
・残留性が低く、大量に使用しても(廃水しても)、環境への負荷をあたえない。

次亜塩素酸(HOCl)は経時とともに徐々に有効塩素濃度が低下していくので、スプレー製品については製造日を基準に開封後は早目に使いきるようにし、夏場等の高温・多湿環境下では冷蔵庫での保管を推奨

安全性


食品衛生法に基づく「食品製造用水(飲用適の水)」に関する分析試験結果

日本食品分析センター調べ(2018年4月作成)

アクアシモの100%内容成分である微酸性電解水の安全性試験結果

厚生省令第21号に準拠した安全性の調査





・世界最大級の審査・認証機関(SGS)にて「TOXICOLOGICAL RISK ASSESSMENT」を実施し、安全上問題ない(安全に使用できる成分)という
認証を取得

※Test Report No. CSA146830/1
 Issue Date:26 April 2011


・世界ハラール評議会(WORLD HALAL COUNCIL)指定の認証機関より、ハラール認証を取得

※微酸性電解水製品では世界初